kotajiro_hateのブログ

姓は田辺名は小次郎だよ

2023-01-01から1年間の記事一覧

小次郎と秋の草花-カッコウアザミ(アゲラタム)-

今回は、カッコウアザミ。別名のアゲラタムとも呼ばれる。目立たないが、フワフワした青紫の花を咲かせる。葉がシソ科の「カッコウ」、花が「アザミ」に似ていることから。世界中に広く帰化している。園芸種が多数あり、現在は花つきが良く、花がより目立つ…

小次郎と秋の草花-パイナップルセージ(サルビアエレガンス)-

今回は、パイナップルセージだ。別名をサルビア・エレガンスという。由来は、葉茎が傷つくとパイナップルのような甘い香りがすることから。葉や花をハーブティとして利用する他、料理の香り付けやポプリとしても利用される。 <2021年11月01日>美咲が丘 ◇ …

小次郎と果実-ドングリ(団栗)-

今回はドングリ(団栗)の実を取り上げる。ドングリは広義にはブナ科の果実の総称。なので、シイの実も(広義の)“ドングリ”に含まれる。狭義には、ブナ科の内、カシ・ナラ・カシワの果実の総称。パパは、子供の頃は,コマを作って指で回して遊んでいたこと…

小次郎と果実-椎の実-

今回は、椎の実。シイ(椎)はシイ属の樹木の総称。日本には2種(ツブラジイ、スダジイ)が自生している。ブナ科に属し、果実は“ドングリ”に含まれるが、食用に適しているため、個別に『椎の実』と俗称される。(Wikipedia) 小次郎の散歩コースに大きな椎の…

小次郎と秋の草花-コキア(ホウキギ)-

今回は、コキア(ホウキギ)だ。和名のホウキギ(箒木)は、乾燥した茎をホウキ(箒)に使うことから。なお、園芸(鑑賞用)としてはコキアが一般的。因みに、コキア(kokia)は、学名「Scoparia」に由来し、その意味は“ほうき状”という。草姿が円錐形の整っ…

小次郎と秋の草花-サルビアミクロフィラ-

今回は、サルビアミクロフィアだ。お家のすぐ近くで毎年咲いている。低木性のサルビアで近縁種も含めて“チェリセージ”と呼ばれることも多いという。一度に咲く花は少ないけど、初夏~秋まで咲き続けるので長く楽しめる。うーん、サルビアガラニチカは青紫色…

小次郎と秋の草花-サルビアガラニチカ-

今回はサルビアガラニチカだ。別名「メドセージ」の名で流通しているが、これ、輸入され始めた頃流通業者が間違って名づけてしまった為と言われる(Wikipedia)。春から秋(6月~11月)にかけて長く開花する。ハーブとしても知られ葉に良い香りがある。特徴…

小次郎と夏の草花 ー ガウラ ハクチョウソウ(白蝶草)-

今回はガウラだ。和名はヤマモモソウ(山桃草)、また、ハクチョウソウ(白蝶草)としても知られる。5月~11月と長く楽しめる。一つの花は短命で3日程で散るらしいが次々と途切れることなく咲き続ける。穂状に咲く小花が風に揺れる様は、“白い蝶が群れて飛ん…

小次郎と秋の草花-こんなところに!” センニチコウ(千日紅)その2-

今回は、センニチコウ(千日紅)がこんな所に。千日紅は既に取り上げているが、思いがけないところに咲いていたので取り上げる。千日紅は、ヒユ科の春蒔き一年草。暑さと乾燥に強く、日本の夏に適している。花と思っている部分は苞(ほう)で、真の花はとて…

小次郎と秋の草花-オカワカメ(アカザカズラ)-

今回は、オカワカメだ。由来はわかめに似た見た目と食感から。和名はアカザカズラ。由来は蔓性植物でアカザににた葉を持つ事からともいう。 多肉質の葉とムカゴを持ち、非常に重い蔓となる。日本へは中国から長寿の薬草として伝わり、雲南百薬(うんなんひゃ…

小次郎と秋の草花 - ヤブラン(藪蘭) -

今回はヤブラン(藪蘭)だ。由来は、ヤブ(藪)に生え、葉の形がラン(蘭)に似ていることからと言われる。多数の葉が重なり大きな株となる。庭園の日当たりの良くないところの下草や縁取りなどに植えられるという。美咲が丘では、街路樹の根元にあるのが存…

小次郎と秋の草花 - ツユクサ(露草) -

今回は、ツユクサ(露草)だ。日本を含む東アジア原産で、畑の隅や道端で見かけることの多い雑草。鮮やかな青色の花は朝に咲き、昼にはしぼむ。日本では古くから知られ万葉集にも登場する。別名に、ホタルグサ(蛍草)、ボウシバナ(帽子花)、花の鮮やかな…

小次郎と夏の草花-マルバストラム-

今回は、マルバストラムだ。名前は属名をとったものだそうな。なお、和名はシダレアオイ(枝垂葵)で、茎が長く伸び花姿はアオイを思わせることからという。アオイ科でハイビスカスやムクゲなども仲間だが、繁殖力が強く、茎がほふくして広がる性質があると…

小次郎の行楽-糸島 つつみいし(包石)-

今回は、糸島市最西端の「つつみいし(包石)」を取り上げる。包石のある場所は糸島市と唐津市の市境。そして福岡県と佐賀県の県境でもある。昔は、筑前国と肥前国、福岡藩と唐津藩などの国境になってきたと記録に残されている。包石の由来は、昔はこの石の…

小次郎と夏の草花-ハマナデシコ(浜撫子)-

今回は、ハマナデシコ(浜撫子)だ。フジナデシコ(藤撫子)とも呼ばれるナデシコ属の多年草で、切り花や花壇用に“ベニナデシコ”の名称で栽培されるという。由来は、浜辺や海岸の崖地などに咲いているから。因みにナデシコ(撫子)は「撫でて育てるかわいい…

小次郎と夏の草花-フェイジョア-

今回はフェイジョアだ。フトモモか科の常緑低木。果物として食用に栽培される他、庭木や生垣としても評価が高いという。散歩中、木に咲く赤い花を見つけた。遠目に、木の緑の葉の間に赤い点々が見え、最初は“赤い実?”とも思った。近づいてみると、エキゾチ…

小次郎と果物-ブルーベリー-

今回は、ブルーベリー。ブラックベリーと「どう違う?」。ブラックベリーはバラ科キイチゴ属だが、ブルーベリーはツツジ科スノキ属なので、違う種なんだね。でも、「ストロベリー」「ブラックベリー」「ブルーベリー」は、“ベリー”と付くし、ごっちゃになる…

小次郎と果物-ブラックベリー-

今回は、ブラックベリー、バラ科キイチゴ属の果実だよ。果樹では人気のブラックベリーだが、日本では果物としての出回りがないので、自分で育てないと食べる事が出来ない果物だそうだ。和名はセイヨウヤブイチゴ(西洋藪苺)という。 <2023年7月17日> 美咲…

小次郎と春の草花-ヒメシャラ(姫沙羅)-

今回は、ヒメシャラ(姫沙羅)だ。ナツツバキ(夏椿)に似るが花も葉も小ぶり。由来は、誤って沙羅樹(さらじゅ)と伝えられたナツツバキ(別名:シャラノキ)よりも小さいことによる。因みに、シャラノキ(沙羅樹)は、仏教の三大聖木の一つ(沙羅双樹)と…

小次郎と春の草花-キンギョソウ(金魚草)-

今回は、キンギョソウ(金魚草)だ。オオバコ科キンギョソウ属の植物。その名の通り「金魚」のような花を穂状に数多く咲かせる。原産地では多年草だが、日本の暑さに耐えられないため秋蒔きの一年草として扱われるという。 <2023年5月5日> 美咲が丘 ◇ 金魚…

小次郎と夏の草花 -アベリア-

今回は、アベリア。開花期は6月~11月と大変長いのが特徴という。ふーん、秋まで咲いているんだね。生け垣として人気という。ボクの散歩道にも沢山植えられているよ。和名では、ツクバネウツギ(衝羽根空木)ともよばれる。衝羽根は、羽子板に使われる羽根の…

小次郎と夏の草花-アガパンサス(紫君子蘭)-

今回は、アガパンサス。梅雨の頃に青紫の爽やかな清涼感のある花を多数咲かせる。語源はギリシャ語の「agapa(愛らしい) + anthos(花)」の組み合わせという。また、葉がクンシラン(君子蘭)に似ていて紫色なので、別名、紫君子蘭とも言う。 <2023年6月1…

小次郎と夏の草花-サボテン(仙人掌)-

今回は、サボテン(仙人掌)だ。2年前に頂いた鉢植えに花が咲いた。とても嬉しい。サボテンはサボテン科の総称で、頂いたのはエキノプシス属のオキシゴナという品種だと思う。朝に咲いて夕方に萎む「一日花」なんだって。因みに、夕方から咲き始め夜に満開と…

小次郎と春の草花-ジキタリス-

今回は、ジキタリス(実芰答里斯)だ。オオバコ科のジキタリス属の総称。ん? ジキタリスって、そんな名前の薬もあったよね? 調べると『心不全の治療と心房細動のレートコントロールのために長年、用いられてきました…(出展:日本心臓財団)』とある。 <2…

小次郎と夏の草花-クチナシ(梔子)-

今回はクチナシ(梔子)。梅雨どきに大きな純白の花を咲かせて強い香りを漂わせる。由来は、果実が熟しても割れないため「口無し」に由来、など諸説あるという。パパは、渡哲也の「くちなしの花」で ♪~くちなしの白い花 おまえのような 花だった~♪ の歌詞…

小次郎と春の草花-ニオイシュロラン(匂棕櫚蘭)-

今回は、ニオイシュロラン(匂棕櫚蘭)だ。ニュージランドの固有種で、センネンボク属の木本。名前の由来は「花が香り(匂い)」「葉がランに」「樹形がシュロ」に似ることからと言われる。寒さや乾燥への耐性があり、洋風の庭植えに人気があるという。 <20…

小次郎と春の草花-オオデマリ(大手毬)-

今回は、オオデマリ(大手毬)。花期は4~5月頃で、アジサイのような白い装飾花を多数咲かせる。由来は大きな花が“毬(まり)”のようにまとまってつくことから。英名は「Japanese Snowball(日本の雪玉)」と呼ばれる。 <2023年4月27日> 美咲が丘 ◇ ん? …

小次郎と春の草花-ブラシノキ-

今回は、ブラシノキだ。 ビンを洗う「ブラシ」に似ているかららしいが………。渡来時期(明治中期)に(今の)ビンブラシはあったのか? 調べると、実験で使う試験管の洗浄ブラシのことらしい。花は穂状花序。ブラシの毛に見えるのは雄しべの花糸で、花弁や萼は…

小次郎と春の草花-ナガミヒナゲシ(長実雛芥子)-

今回は、ナガミヒナゲシ(長実雛芥子)だ。“ケシ(芥子)”と名前がつくと、(阿片の原料のアルカロイドを含んいる)栽培禁止のケシ?! と心配になるが、他のヒナゲシ(雛芥子)と同様にアルカロイドを含んでなく禁止対象ではない。もっとも、農地などへ侵入…

小次郎と夏の草花-アザミ(薊)-

今回は、アザミ(薊)だ。撮影は、5月(春)だが、初夏~秋にかけて咲く種が多いらしいので「夏の花」としておく。田んぼや空地で紅紫色の球状の花がきれいだ。調べると、アザミは“総称”で、ノアザミ、フジアザミ、オニアザミなどの総称だそうだ。そう言えば…